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ABOUT

のうみんず とは

「畑を耕すことは、地域を耕すこと。そして、地域を耕すことは、未来を耕すこと」

のうみんずは、三島を拠点に活動する、「地域農業のこれからをデザインする」プロデュースチームです。

私たちは、農業を単なる“生産”ではなく、人と自然、地域と社会をつなぐ文化の営みとして捉えています。

畑を耕すという行為の先にあるのは、土や作物だけでなく、そこに生きる人々の関係性、価値観、そして未来のかたち。

火山灰土壌と湧水に恵まれた三島の地で、私たちはこの地域に受け継がれてきた「手仕事の知恵」と「暮らしの記憶」を紡ぎながら、農業を“地域の文化”として次の世代へと引き継ぐことを使命としています。

のうみんずのフィールドは、畑の中だけではありません。

学校や地域、飲食店や行政など、さまざまな現場に“農の思想”を広げながら、社会そのものをひとつのフィールドとして耕しています。

私たちは、地域を動かす「構想」と「実践」をつなぎ合わせ、農・食・教育・環境といった多様な領域を交差させながら、地域社会の新しい風景をデザインしていきます。

のうみんずが目指すのは、生産量や市場価値で評価される農業ではなく、「人と地域を豊かにする仕組み」としての農業。

この地に根ざしながら、“農の思想”を文化として発信し、地域の未来を、共に育てていきます。

世代を越えて受け継がれる土の物語

1945~1980年代|先人達が築いた基盤

箱根西麓の豊かな土壌と清らかな水を活かし、JAふじ伊豆と青壮年部が一体となって産地PRや直売活動を推進。「生産と販売の垣根を越え、地域全体で農を支える」という精神が根づきました。この時期に始まった協働の仕組みこそ、今の地域農業の礎です。

1980~2000年代|“楽しさで伝える”世代

次に立ち上がったのは、農業の魅力を体験や祭りを通じて伝える世代。「のらみちの会」、三島大根など地元野菜を題材にしたイベントを企画し、地域の人々に“農の誇り”を再認識させました。子どもたちが畑に触れ、笑顔で土に親しむ風景が、三島の風物詩となっていきました。彼らは“農を文化として伝える”という種を蒔いた世代です。

2000年代後半~2010年代前半|次の仕組みを創る世代

若手農家の新たな挑戦が始まります。三島・函南エリアでは「箱根ファーマーズカントリー」が発足。自治体や企業と連携し、地場野菜を活かした商品開発や、ふるさと納税の返礼品づくりなど“販路を耕す活動”を展開しました。彼らは農業を地域経済の軸に据えるための「仕組み」を整えた世代です。また同時期に、環境保全や食育活動も活発化。“農を次の世代へ引き継ぐための土台づくり”がこの時期に確立しました。

2010年代半ば|のうみんずの誕生

そして2015年前後、JAふじ伊豆の青壮年部有志によって「のうみんず」が結成されます。これまでの先達たちの思いを受け継ぎながら、“作る・伝える・売る”を自分たちの手で完結させる新しい農業の形を提示しました。ロメインレタスやミニ白菜をはじめとする「箱根西麓三島野菜」をシンボルに、ミシマベジマルシェ出店、三嶋大社奉納、学校・飲食店との連携など、地域とともに育つブランドづくりを推進しています。

2020年代~現在|継承と進化

のうみんずは、先輩世代の「のらみちの会」や「箱根ファーマーズカントリー」と交流を深めながらJAとともに、三島の農業の過去と未来をつなぐ“語りの場”を大切にしています。SNSでの情報発信や観光・飲食業とのコラボレーションを通じ、“産地の顔”として全国へと発信。次の担い手たちに向けて、「地域を耕し、未来を育てる」理念を継いでいます。

時代が変わっても、根底に流れる思いは同じ。畑を耕すことは、地域を耕すこと。三島の農業は、先達の努力と次代の挑戦が重なり合いながら、今も確かに息づいています。